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  • 「104」終了で考える。昭和を支えた3桁電話番号の運命とは


    出典:イチオシ | 104がもう使えない?でも安心、命を守る番号はまだ残っている

    「104、番号案内です」。あの懐かしい声を聞く機会も、あとわずかとなりました。NTT東日本・西日本は、2026年3月末で番号案内サービス(104)を終了します。 かつて生活の必需品だった3桁の電話番号ですが、インターネットの普及によりその明暗が分かれています。今回は、消えゆく番号と、これからも私たちの命綱として残り続ける番号の「境界線」について、改めて見つめ直してみましょう。 「104」や「177」今時代の変化にのまれた番号たち 2026年3月末で姿を消すのは「104(番号案内)」です。スマートフォンで簡単に電話番号を調べられる現代では、その役割をインターネットに譲り、長い歴史に幕を下ろすことになります。  また、天気予報の「177」も2025年3月31日(月)をもって終了しました。かつては受話器越しに天気を確認するのが日常でしたが、現在ではテレビのデータ放送やスマホアプリで瞬時に情報を得られるようになっています。  このように、情報を「声」で受け取る時代から「画面」で確認する時代へ移ったことで、これらのサービスの利用は次第に減少しています。  <出典> 天気予報サービス「177」の終了について 「110」や「119」命を守るための絶対的なホットラインは継続 一方で、デジタル化が進んでも絶対に無くならないのが、警察への「110」、火事・救急の「119」、そして海上保安庁への「118」の緊急通報用の番号です。 これらは国民の生命や財産を守るための「公共の安全」に関わる重要な番号であり、電気通信番号規則によって、どの通信会社を使っていても統一して使えるよう定められています。一刻を争う事態において、誰もが迷わず通報できるこの仕組みは、今後も維持され続けます。 震災の教訓から生まれた絆。「171」災害用伝言ダイヤル 忘れてはならないのが「171(災害用伝言ダイヤル)」です。この番号は、地震や台風などの大規模災害時、電話がつながりにくくなった際に、家族や友人の安否を確認するための「声の掲示板」として機能します。 インターネットが使えない状況でも、公衆電話などから利用できるこの番号は、まさに非常時の命綱。「便利さ」を追求するネットとは異なり、「確実さ」と「安心」を提供するインフラとして、その重要性は増しています。 【まとめ】消える番号と残る番号。役割の変化を知って賢く備えよう 本記事では、「104」の終了を機に、3桁電話番号の現状と未来について紹介しました。情報の検索といった利便性はネットへ移行する一方で、命に関わる緊急通報や災害時の連絡手段は、変わらず電話回線が支えています。 昭和から続く番号が減るのは寂しいですが、いざという時に自分や家族を守る「110」「119」「171」などの番号は、これからも私たちの生活のそばにあり続けます。 <出典> 電話番号に関するQ&A(総務省) ※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。


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