■赤口は縁起がよくない日?どのような意味をもつ?

赤口(しゃっこう)とは六曜のなかで、仏滅の次に縁起が悪い日とされています。
赤口は別名「赤舌日(しゃくぜつにち)」と呼ばれており、陰陽道の「赤舌神」という人々や生き物を苦しめる極悪の神が支配する日として古くから恐れられてきました。また、赤色は火や血を連想させ、災いの意味を持っています。火事や事故、ケガに注意したほうがいい日でもあるため、赤口の日のお祝いごとは昔から避けられてきました。
今回は赤口の日について、やってもいいこと、そしてやってはいけないことを詳しく解説していきます。過ごし方や注意事項も紹介しますので、赤口の日に大きなイベントを計画する必要がある方はぜひ参考にしてみてください。
■2025年の赤口はいつ?
赤口の日は六曜の順序によって決められています。
六曜は古代中国に由来する考え方で、旧暦の1月1日が「先勝」と決められており、そこから友引、先負、仏滅、大安、赤口の順で進んでいきます。赤口は六曜の最後で、大安のうしろに設定されています。旧暦の並びで年に数回ほど六曜の順序が前後する場合もあるので、赤口の日を確認したい場合は六曜が記載されたカレンダーや手帳をチェックするのがおすすめです。
2025年のカレンダーで赤口の日をチェック
2025年3月以降の赤口の日は以下の通りです。月に4~6回の頻度で設定されていることがわかります。イベントを計画する際に年間の予定を把握したい場合は、六曜が記載されたカレンダーや手帳で確認するのがおすすめです。
3月 4日(火)、10日(月)、16日(日)、22日(土)、28日(金) 4月 1日(火)、7日(月)、13日(日)、19日(土)、25日(金)、30日(水) 5月 6日(火)、12日(月)、18日(日)、24日(土)、28日(水) 6月 3日(火)、9日(月)、15日(日)、21日(土)、25日(水) 7月 1日(火)、7日(月)、13日(日)、19日(土)、25日(金)、31日(木) 8月 6日(水)、12日(火)、18日(月)、28日(木) 9月 3日(水)、9日(火)、15日(月)、21日(日)、26日(金) 10月 2日(木)、8日(水)、14日(火)、20日(月)、24日(金)、30日(木) 11月 5日(水)、11日(火)、17日(月)、22日(土)、28日(金) 12月 4日(木)、10日(水)、16日(火)、21日(日)、27日(土)
赤口の日には運気のいい時間がある?何時から何時まで?
赤口の日は一般的に不吉な日とされていますが、昼の時間帯に限って運気がよくなります。 午前11時から午後1時まで、正午をはさんだ2時間のみですが、鬼が昼寝をする時間のためこの時間であれば何か行動を起こしても問題にならないと言われています。どうしても赤口の日に入籍や結婚式などを行わなければならないときは、お昼の時間帯を狙うのがおすすめです。
■赤口の日は何をすればいい?やってはいけないこともある? 赤口の日にやっていいこと・やってはいけないことを解説します。 赤口は凶日のためやってはいけないこと・避けたほうがよいことが特に多いので注意しましょう。冠婚葬祭や大きなイベントを計画している方は事前に六曜の意味を確認することが大切です。ぜひ参考にしてみてください。